おおねこ教祖 フェカンで「天使の足跡」を見る
2004年8月9日、思い立って海に行くことにする。特に意味はないが、ローカル線に乗ってフェカンに行くことに決定。 フェカンは、パリから2時間弱のノルマンディーの海岸だ。ル・アーブル行きの電車にのりプレオテ・ブーズビルという駅で TERに乗り換えて行くのだ。ガイドブックを見ると、昔、巡礼コースだったというトリニテ教会があるという。教会マニアとしてははずせない。 聖遺物は「聖なる血」、キリスト様の血なんだそうだ。どんなもんなんだろう?!期待が高まる。さらに、なんと、伝説では、かの地に天使が舞い降りて、今でも その足跡が祀られてるという!絶対絶対見逃せないアイテムなのだ!!!
天使の舞い降りた、海の街フェカンへ、レッツゴーなのだ!

2004/8/9 フェカンに電車で行く
コンポステしないとね
普通の2階建て電車
「ル・アーブル行き」に乗る
ブレオテ・ブーズビル駅で乗り換え
超カントリーな雰囲気
TERは、新しい車で2両編成
ディーゼルで単線なんだよ
ローカル線の旅は楽しい♪ 海とは反対のトリニテ教会へ
横に市役所が建て増しされてる
正面は平凡なトリニテ教会
昔は巡礼地として賑わったそうだが
入るといきなり階段があるので
こける信者が続出と思う
お目当ての聖遺物
「聖なる血」をさがす
なんたってキリスト様の
尊い血だからね
立体彫刻・飛び出す絵画は
楽しくて大好き
トリニテとは三身一体のこと
「父と子と聖霊と」ですな
あう!この金網の向こうに
聖遺物の入った入れ物が
あるはずなのに見つからない!
グリフォンはかわいいが
「聖なる血」が見つからなくてガックシ
つぎなる目的物
「天使の足跡」をさがす
かなりわかりづらいけど発見!
近寄っていいようだ ジャジャーン!
これが天使の足跡なのです!
片足だけ、石にめり込んだのか? 御利益があるように
ナデナデしてみる
大満足!
教会内部でアートしていた 教会を後にして、海に向かう
途中の観光局
海岸沿いのレストランに入る シードルをごくごく飲んだら
やばい酔っぱらいになった
アンチョビピザは
美味かったよ
ハゲのクロネコ部長は
シーフードパスタ
これも期待以上に美味だった
食後は酔い覚ましにノワゼット
フランス人的ですな
ついに海へ
さみしー感じ(笑)
でも、これでバカンス
たけなわな季節なんですが
まるで冬の海ですな
いやはやケムがかってるぞ
バカンス客は、泳がないで
海岸沿いをのそのそ歩く人多し
フェカンは石浜です レジャー・シートに
日本人魂を感じるなぁ
石浜は寝てても痛いんだよ
海を満喫したので
ベネディクティン美術館へ
修道院で酒を造ってたのです
世界でのベネティクティン酒の
イミテーション、いんちき品だそうです
酒の製造過程も見学コース 27種の薬草などを煎じて造る
お酒なんだそうです
甘くていい香りがします
美術館の最後は試飲コーナー
(入場料は試飲料金込み)
この3つの銘柄から選べます 「ベネディクティン」にしてみました
試飲では、これしかくれません
お金を払えばもっと飲ませてもらえます
リキュールは変わった甘い味だった
おいしかったよ
薬効もあるらしい
かわいいポスターも売っている
ミュシャのもあった
フェカンは、人も少なくて
のんびりムード
120パーセント田舎町を満喫しました!
天使の足跡はちっちゃかった!
ベネディクティン酒を
19世紀に商品化したおじさん
よく見ると天使は酒瓶を持っている
街のオブジェ・蒸留機械 帰りの乗換駅で
一緒だったワンコ


HOME copyright (c) 2004 ShironekoEuro, all rights reserved