教祖脱落パリ旅行記・前半

2004年2月29日(日)〜3月7日(日)



KEIKOの写真付素敵旅行記はココにあります

2004年2月29日(日)      到着日

到着や〜

ちょっと飛行機は遅れたけれど、
ついに、KEIKO様とおかゆしゃんが、パリに到着!

教祖は、かっちょよく、タクシー代なんかも払って
「ここは、いいから」とか、
現地人の通な感じを出そうを思ったのに
いきなり、空港のATMが故障中(よくあることだけど)
で、いきなり、ぜーんぜん、手持ちの金がない状態。

かっちょわり〜

二人とも無事到着。元気な様子で安心。
緊張すると、お腹がピーになるといっていたオカユも、余裕らしい。
問題なくタクシーでホテルへ。
ちなみに、タクシー代は KEIKOにたかる(うと)。
返す返すもかっちょわりー。

ホテルも、安いワリに、 場所も感じもいい感じ。
カルチェラタンのリューデゼコルにあるホテルなのだ。
というか、 値段がお安いから、多少の難は許す。
バスタオルが足拭きマットみたいでも、気にならないもんね〜。
風呂もついてたし、ラッキー。
ま、3人部屋ならついてるのかな。

教祖、いきなり持参した「貢物袋」こと乞食袋を広げ、貢物を徴収する。
たくさんの貢物ありがとう!
しかし、あまりにすごすぎて、一人で持ち上げられなくなる。
こりゃ、やばい。

夕飯は、歩いて、近くの「ミラマ」へ。
たいていのガイドブックに載っている中華料理だ。

北京ダックが釣り下がってるのさ。
以前、この店の階段で思い切り転んだ人が約1名いたので、
転ばないようにと注意する。
みんな疲れているので、かる〜く頼んで軽く食べる。

そんで、再びホテルへ。

冷え込むー。

時差ぼけながらも、KEIKO&おかゆは、なんとか、夜まで耐えた模様。
このとき、眠気に負けて夜の7時とかに寝てしまうと、
次の日4時起きとかしてしまうので、
なるべく、頑張って現地時間にするのがいいのだと思う。
外が寒かったのも、功を奏したのかも?

寒いが、天気はいいらしいぜ!
と、期待に胸を膨らませて眠りにつく3人なのであった。

2004年3月1日(月)      1日目パリ観光

今日の目標は、パリ初心者コースと、
これから、オカユちゃんが一人でパリを移動できるようになることだ。
信じられないくらい寒いけれど、
お陰ですっきり晴れ上がって、観光日和である。
これも、日ごろの行いが良いせいに違いない
(晴れるとたいてい、おばちゃんはこういう事を言ったりする)
パリの観光、初心者コースといっても、見学スポットは数多い。
とりあえず、王道中の王道、エッフェル塔に行くことにする。
が、その前に、ホテルから歩いて3分のところにある、
アラブ研究所の上に登って、
ホテル近辺の地理を見てみようという話に落ち着く。

アラブ研究所は、外観がちょっとイカシテいる。
カメラの露出と同じ原理で、外の光の強さにあわせて、 窓が大きく開いたり閉じたりするシステムだ。
機械っぽい模様がとてもいい。

しかし、残念なことに月曜日は閉まっていたので、
上に行くのはあきらめる。
でへへ。やったね。
KEIKO様は不満げだが、実は、教祖は極度の高所恐怖症であ〜る。
観光には全然向かないのだ。
アラブ研究所のはスタイリッシュな透明エレベータで、
外が見えるため、恐怖に怯えていたので、内心かなりほっとした。
アラブ研究所を写真撮影をして、バスでエッフェル塔に移動する。

朝なので、列もできていない。

やりっ。

「エッフェル塔人気ないのか?」と思うのは間違いで、
ちょっと遅くなると長蛇の列ができるため気合い入れて朝一で行くのが正解なのだ。



しかーし、悲しく高所恐怖症。
もはや、エレベータの中で、半泣きの教祖。
そういえば、嫌いでした、ちょっとでも高いところ。
KEIKO様は、半泣きの教祖をビデオにとって笑ってたりする。
鬼じゃ〜。

エレベータを乗り換えて最上階へ。
上に行くと、オープンスペースもあるのだが、
寒いし、 高いところが怖いので、
KEIKOとおかゆだけ行かせて、
教祖は内部で二人を待つことにする。

す、すると、なんと、
目の前の、床がぱかっと開いて、「働くおじさん」が出てきたではないですか!
ここは、エッフェル塔の最上階なんですよ〜。
シュールで、怖すぎ〜。
おじさんは、二人出てきた。

オカユしゃん、 メトロの乗換えが一人でできるように
エッフェル塔からノートルダムへの移動を任せられる。
問題なく乗り換えて最寄駅のシテ島へ。

そこで早くもスリに遭遇!
しかも、まさぐられたのは教祖でござった!

シテ駅は深いところに到着するので
エレベータに乗って地上に出るのだが、観光客も多いので、
そのエレベータに乗るところを狙われたのだ。
若者の男の子二人組で、教祖のバッグを探ってきたのだった。

教祖を狙うなんざ100年早いわ、このコワッパ目!

KEIKO様や、おかゆしゃんが狙われないよう
「引きつけ光線」を出していたのが良かったらしい。
もちろん、探られはしたが、すられる教祖ではない。
というか、自分でも財布を見つけ出せないくらい
カバンの中がカオスだからと言う理由もあるけど。

失敗したスリ二人組みは、教祖がにらんでたら、
こそこそエレベータから出て行きました。
もしや、一番スキありって感じだったのかしらん?!
まさか、一番金持ってそうだとは思われてないだろうけどさ。我ながら。

ま、被害がなかったので、楽しい旅のエピソードだった。
これが、この旅行中の唯一のデンジャー体験でした。ちと、ものたりない?!

ノートルダム内部を見学して、サンルイ島散策へ。
こじゃれたお店で昼食を取る。
サンルイ島のお店をウインドウショッピングした後、再び、シテ島へ。



ノートルダムの裏の公園で、おかゆしゃんをモデルに写真を撮りまくる。
どうも、この旅行中、KEIKO様は、おかゆをモデルに教育するらしい。
ポーズ注文から、表情その他、激しくダメだしが出る。

ノートルダムの上に階段で上ることができるのだが、
体力自慢のオカユしゃんが登りたいと言う。
おばば軍団は、おかゆしゃんを残してカフェでまったりする。

時差ぼけで脱落すると見られていたKEIKO様は元気だと言うので、
教祖一人脱落し、ホテルに帰って寝る。
おかゆしゃんは、ノートルダム登頂で足が疲れたらしいが、
この旅で一番気に入ったらしい。
よかったよかった。
教祖もゆったり寝たので夜には復活し、
みなで、ご飯を食べて二日目の観光に備えるのであった。

2004年3月2日(火)      2日目パリ観光

 

昨日の夜の時点で、KEIKO様が友達のオペラ座ダンサー・エリックに電話したところ、
今日のジゼルに出演するとのこと。
さらに、公演の後一緒にご飯を食べることになったので、
もう、KEIKO様、ハイ状態どころかメーターぶっちぎれのウキウキウオッチング状態
大丈夫だろうか?(汗)

とりあえず、 午前中は観光で昨日行けなかったサント・シャペルへ徒歩で向かう。
サント・シャペルは何度行っても素晴らすい。
しかも、快晴。
ステンド・グラス日和じゃん。
これも、日ごろの行いが・・・(以下略)

入るときの荷物チェック&ボディーチェックで
ビービー鳴りまくりの、おかゆちゃんは、 いきなりストリップと思うほど、がばがば脱ぎだしてフランス人警備員の度肝を脱ぐ。
いいぞ、その調子だ。おかゆ!

ステンド・グラスを堪能後、お昼を食べにマレ地区へ。
パリ随一のオシャレスポット&ゲイスポットのマレ地区で、 かわゆいおかまちゃんを発見して大喜びの教祖とオカユ。
KEIKO様に軽蔑の眼差しで応酬される。

 

昼食後、ぶらぶらとウインドウショッピングしつつ、ボージュ広場へ。

  夜があるので、ハイ状態のKEIKO様におかゆを預け、教祖は一時ホテルに脱落。
ぜんぜんガイドしてないやん。

バレエ開演が7時半なので、カイザーのサンドイッチをほおばり、
エリックさんのために花束を購入して、 KEIKOと教祖はオペラ座へ。
オカユ独り旅。
「危ない人に付いて行かないよう」に指導される。

ジゼルはよかったよ。しかも、席も補助席だったんだけれど、普通の席にUPGされたのだ。 ラッキー。
公演後、エリックが待っていてくれて、 近くのカフェへ。
お客のフランス人マダームたちが一斉に注目!
エリックさん、ただものじゃないもんね。

しか-し、この日の「KEIKO&エリック」写真を大失敗。
(エリックが半眼になってしまった)
KEIKOに後で、めさめさ怒られる。
めんご。
その場で確認すればよかったね。
後日、リベンジのチャンスがあったので良かったけれど、
でなかったら大変なとこでした。




後半へ       



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