2008年7月19日(土)〜7月20日(日)

2008年7月19日(土)      ほとんど移動と、カテドラル・ノートルダム見学


さて、今日と明日は、ル・ピュイ・アン・ヴレーLe Puy en Velayに1泊旅行。

ル・ピュイ・アン・ヴレーは、マリア信仰の地。
ブラックフェイスのマリア様がおられます。
ガングロです。
サンジャックコンポステラへの巡礼開始地の一つということで世界遺産に入ってる。
モンサンミッシェルのように「単品」で登録されてなくて
「巡礼地全部」というセットで世界遺産なので、グレード的には、低いのかもしれないけど
とても、素晴らしいところだ。

場所は、説明し難いんだけど、リヨンから、南西にローカル線で2時間半のオーベルニュ地方。
あのへんは、火山地帯で、ミネラルウォーターなんかで知られるところ。
ロマネスク教会の多いところでもあるんだけれど
それこそ、巡礼で、歩いていくかしないと、アクセスが難しいとこも多くて
車のない、わしには、なかなか行けないところ。
なので、一つでも行けるだけでも嬉しい場所だ。

パリから、サンテチエンヌ シャトークルーまでTGVで約2時間
そこから、ローカル線で1時間半
行く日は、ほとんど、移動で終わりっ

Paris Gare de Lyon 12:51= St Etienne Chateaucreux 15:41
St Etienne Chateaucerux 15:53= Le Puy en Velay 17:20

到着予定が5時半だからね!

今は、バカンスで移動する人も多いので、どこも、とても混んでいる。

TGVは、リヨンを出たら、がくんと止まっちゃって20分遅れ・・・。
乗り換え間に合わないんだけど、さすが、ローカル線
ちゃんと、待っててくれました(車内でアナウンスされた)
おかげで、6時過ぎに到着だったよ。

サンテチエンヌ駅に降りたら、すっごおおおい暑い!
なんだ、なんだ、普通に夏じゃんか!
夏が来ないって震えてたけど、それは、北フランスだけだったのか・・・ちぇ。

しかも、ローカル線は、地獄の暑さだった・・・
クーラーもなく、窓も開かない・・・
ありえん。



それでも、元気に、到着!
駅から5分の、「ホテル・サンジャック」へ。
ダブルで、シャワー1泊55ユーロ、朝食6.5ユーロ
二つ星だし、それなりなんだけど
清潔で、床もフローリングできれいで、ベッドも堅くて、グッドでした。
朝ごはんは、コンチネンタルで、たいしたことないけど
田舎の日曜なんで、モーニング食べられるところもないので、これでよし。

さすがに長時間の移動で疲れちゃって、ぐでっとする。

でも、暑いし、日が高い。
明日は、午前中だけしか観光時間がないので
今日の夕方、町を散策する予定なのだ。

出かける前に、ホテルのおばちゃんに、お勧めレストランを聞いたら、3つピックアップしてくれた。
教祖は、どの田舎に行っても、中華しか食べない、へなちょこ野郎なんだけれど
今回は、「郷土料理が食べられるレストランはどこでっか?」と、自分で驚くセリフを吐いていた。
大人になったらしい。


町は、こぢんまりした、丘になっている。
が、こういうところは、地図がわかりにくい。
でも、かわいい街だ。
建物も古いものが多いし、いたるところに、聖母像とか、埋め込まれていて、
さすが、巡礼の地という感じ。
興奮して、写真を撮りまくる。



これが、カテドラル・ノートルダム。
下をピロティーにして、無理やり大きく建ててるのがよくわかる。
なので、教会としても、中の配置がちょっと奇妙なつくりだ。

もう、時間も遅いので、入れないだろうと思って、迂回ルートで、上って行く。



聖ヨハネの洗礼堂の前のライオンちゃん。
ライオンちゃんは2頭で、ドアを守っていたのに、わしは、なぜか、この1頭しか目に入らず。
あとで、ハゲのクロネコ部長にバカにされた。

そしたら、塔から観光客が出てきてる。
どうも、まだ、教会は開いてるみたいだ。
やったー。
というわけで、ゆったりと、内部見学ができた。

中には、ブラックフェイスの聖母子像がある。
革命のときに壊されてまた作られたらしい。



いろいろな衣装があるらしい。
子キリストが、顔だけ出してるのか、かわいい。
「私は黒いが美しい」(聖書の一節)
ブラックフェイスのマリアは、けっこう、各地にいて、それだけ追っかけている人もいるくらい。
なぜ、ガングロなのかとか、専門書でも読んでください。

聖母子像の隣に、暗くて写真撮れなかったんだけれど
「熱の石」というドルメンの大きな黒い石がある。
なんでも、マリア様が現われて、この黒い岩に導かれて
その上に寝ると、病気が治ったという霊験あらたかな岩である。
信者さんは、寝たりもするらしい。
わしも、耳を押し付けてくればよかったけど
恥ずかしかったので、なでなでするだけにした。
こんな、巨大な石、よく、ひっぺがしてきたなー。

ここの宝物庫には、お宝もあるらしいんだが、もう閉まっていた。
さすがに、全部見るのは無理なので、諦める。
でも、フレスコ画も結構残っていたり、とても、興味深かった。
もう一つの見どころ、回廊は、有料なので、明日、見学予定なんだが
教会を、ゆっくり見学できたのは、滞在時間が短いから、本当に良かった。

12世紀のサンジャンの扉 扉のライオンらしい。
オリジナルは美術館にある。
鐘楼の塔
フォール広場の十字架 丘なので、階段も多い。
でも、小さい町なので、
それほど、大変ではない。
古い街並みは、とても素敵だ。


おなかも減ってきたので、レストランへ。

勧められたレストランのうちの一つ。
すごく素敵な16世紀の建物で、格調も高そう。
でも、「一番安いコースなら22ユーロよ!」と、ホテルのおばちゃんも言ってたし
勇気を出して、そこに入ることにした。

レストラン・Tournayre

12, rue Chênebouterie
43000LE PUY en VELAY
Tél : 04-71-09-58-94 Fax : 04-71-02-68-38
info@restaurant-tournayre.com



これが、大成功!
す、す、素晴らしかったんだよ!
お勧めは、マルシェメニュー・22ユーロ

まず、メニューを見てる時に、「サービスです」といって



こんな、かわいい、プチフールをくれる。

いやーん、かわいい♪
それで、前菜を待ってたら

「サービスの、トマトのムースです」
といって、でてきた




え、こ、これも、サービスなの?
もしかして、食べると、有料とかいう、罠じゃないの?(貧乏人の発想)



これが、前菜。レンズ豆と生ハムサラダ。
なんといっても、ピュイは、レンズ豆が特産なのだ。
って、葉っぱに隠れて、レンズ豆が写ってないけど。
小さくて緑のレンズ豆。
上の方にある揚げものは、最初、「???豆腐のてんぷらみたいだね」と言ってたら
黄身がトローんとでてきた。
卵の揚げものでした。

さて、メインは、わしは、マグレドカナールで、
ハゲのクロネコ部長は、魚にしてました。



皮が、ぱりぱりに焼いてあって、もう、超おいしい!

右の、野菜は、茄子の薄切りの上に、野菜が焼いてあるんだけど
わし、茄子嫌いなのに、好きになりそうなくらい、おいしかった。
もしかして、茄子に目覚めたかもしれない。

おいしかったんだけど、実力がなさすぎて、残した。
お腹いっぱい。
だって、次のおチーズ、たくさん食べたいし!

つぎは、おチーズ!
もう、10種類くらいの、おいしそうな熟成チーズが、巨大プレートに乗ってきた!
ので、「ヤギ以外は全部くれ、カマンベールは、イラネ」といって、
全部もらった。



なにがあったかな・・・
カンタルと、サンネクテールと、オーベルニュのブルーチーズと、なんとかのトムと、えーと、えーと・・・(汗)
どれも、熟成が素晴らしく、ほろほろしていて、おいしかった。
山のチーズが、大好きなので、サンネクテールとか、やばいほど、おいしかった。
もっちりしてるんだよね、山のチーズは。

もう、腹がいっぱいで、とても、食べれる状態じゃない。
おいしいパンもたくさん食べちゃったしね。

パンも手作りで4種類焼いてあって、たくさんたくさん、持ってきてくれる。
せっかくの、デザートなのに、食べられないかも・・・と
泣きが入ったとき

「サービスです」



ひいい、また、サービスきたよ!(嬉泣)
もう、これが、デザートでいいんですけど(笑)
小さな、かわゆいプチフールのお菓子。
プチマカロンに、プチシュークリームに、プチタルトに、プチゼリー。
かわいすぎる。
あと、オレンジコンフィ。これも、手作り感たっぷりで
すごく美味かった。

それで、デザートは、わしは、フィナンシエとアイスにした。



おいしかったけれど、フィナンシエは、崩しただけでした。
食べられなかった・・・orz
もう、お腹に入りません。ごめんなさい。

ハゲのクロネコ部長は、ムースを頼んで、完食していた。



ピュイの名産品の一つに、「ベルベーヌのお酒」というのがある。
ベルベーヌって、わしは、ちょっと、だめ。
ハーブティーとかでも、ベルベーヌだと、避けてしまう。
ムースは、ベルベーヌ味だったそうだ。

というわけで、サービスが素晴らしい!
いや、サービス品も多かったけど、本当に、感じも良いし
観光客ばっかりなのに、にこにこと、一生懸命サーブしてくれるし
もし、ピュイに巡礼の旅に行くことがあったら
絶対、ここのレストランがお勧めです。
帰ってから、赤ミシュラン見たら、一番のお勧めレストランは、ここだったし。
建物も素晴らしいんだよ(サイトの写真参照)

フランス人は、こんなの、あっさり食べて
さらに、ワインとか飲んでたりするんだよね。
うーん、わしは、やっぱり、少食なのかも?って、
まあ、大食だったことはないけどさ。
もちろん、サービス品はサービスで
メニューは22ユーロだったよ。
わしらは、あと、ガス水と、コーヒーを最後に頼んだ。

これで、1日目終了!
予想以上に満喫したのであったよ。

そして、夜、暑くて眠れなかった!
なんで、こんな、ぶあついパジャマを持ってきたんだ!
どうして、Tシャツを持ってきてないんだ!>自分
寒がりの教祖が、暑がるなんて、かなり暑いらしい。
おそるべし、ピュイ。
おそるべし、ノルマンディーの寒さ・・・

明日に続く。

       



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