2008年7月19日(土)〜7月20日(日)

2008年7月20日(日)      シャペル・サンミッシェルとカテドラルの回廊


今日の午前中で、ピュイ観光は終わり。
12時くらいの電車でリヨンに行って帰りの飛行機に乗らないといけない。
時間が限られているので、絶対見逃せないものだけを選んで見ることにする。


ル・ピュイ・アン・ヴレーには、二つの岩山がある。
火山の噴火の名残。
高い方が、コルネイユ岩で、巨大母子像がある。
19世紀中ごろ、クリミア戦争勝利を記念して
大砲をたくさんつぶして作ったとかいう像。
中も登れるらしい。


巨大母子像。
右の写真が、母子像のあるコルネイユ岩を遠くから見たところ。
母子像の下の方にあるのが、昨日見たノートルダムカテドラルの塔。

もちろん、わしらの目的は、巨大マリア像ではない。
頼まれても、登りたくない(笑)

もう一つの、ディク岩にたつ、10世紀に建てられたというロマネスクの
サンミッシェル・デギュイユ(St Michel d'Aiguilhe)礼拝堂が、目当て。

シャペルが、9時に開くというので(有料)、8時半ころにホテルを出る。
朝、雷が鳴って雨が降ってたんだけれど、晴れそうなので
岩山にまず登ることに。
朝だけど、巡礼に出かけるとおぼしき人々が、三々五々と歩いていく。
巡礼ルックは、雨合羽、両手にストックか杖。
サンジャックコンポステラまで行くかどうかは知らないけれど
夏休みだし、巡礼の旅に出る人は結構いるようだ。

わしは、岩山に上るために、ぺったんこの靴もはいてきたし
カバンも、肩に掛けるタイプにした。
というのも、教祖は、高所恐怖症なんであーる。
本当に、ちょっとでも、高いところが、怖いので
実際、この岩山に登れるのか、どんなふうになっているのか
ものすごくびびっていたのだ。
82メートルって、どんなもんか、想像つかないし!
階段は268段あるんだって。

が、下に表示があって、「5分くらいで、だれでも、簡単に登れます、
休憩できる所もたくさんあります。」と書いてあったので、たぶん、大丈夫。
途中、ちょっと、怖かったけど、簡単に登れた。

9時に開いたところだったんだけれど、もう、上には、おミサをやっているドイツ人たちがいた。

おおおおお、素晴らしい!来て良かったの介。
彫刻は、だいぶ、修復されているようだ。
中のフレスコ画も、きれいになったらしい。
ドイツ人のグループに、フランス語でガイドしていたので、
われわれも一緒に聞く。

岩山に建てたので、へんな形だ。
サンミッシェル・デギュイユというだけあって
大天使ミカエルにささげてある。
モン・サンミッシェルもそうだけれど
サンミッシェル様に捧げるものは、こういう高い岩山に建っている建造物だ。
大好き、サンミッシェル様。
竜退治のお姿は、どれも素敵なのですわ!

ああ、来て良かった、登れてよかった、見れて良かった。

これは、途中にあった、
シャペル・サントクレール
シャペルのあるディク岩が
シルエットになって
浮かび上がっている。
岩に登ったところ。
シャペルの足もとに、ギャラリーがある。
シャペルは、もうちょっと上。
シャペル・サンミッシェル。
9世紀の建物。
ビザンチン様式の影響がみられる。
鐘楼も付いているけれど、
中は見学できなかった。
人魚は富の象徴だという。
ハゲ頭を磨いてるように見えるけど。


中は、フレスコ画があったけれど
暗くて写真には映らなかった。

超満喫して、お土産屋さんで、ガイドブックと、レンズ豆を買う。
あと、ミーハーなので、巡礼者が首から下げるホタテ貝3,5ユーロで購入。
すぐに首からかけてたら、これ、けっこう、重いんですけど(汗)


さて、残るは、カテドラルの回廊。
なので、急いで、町に戻って、カテドラルまで、行く。
昨日、教会内部は見学したんだけれど、中に
サンミッシェル様を描いたフランス最大のフレスコ画があるらしい。
昨日は閉まっていた。
フランスで最大のサンミッシェル像らしい。
5メートルあるんだってよ!
なので、どーしても、どーしても、見たいと思って
中に入ったんだけれど、おミサがあったためか
そこに通じるドアは閉まって入れなかった。
うーん、残念。

なので、残る、回廊を見学しに行く。
回廊は有料。
素晴らしい、柱頭がある。
修復されてきれいになってるけどね。

おお、素晴らしい〜。

カテドラルの回廊。
コルドバのモスケと比較される。
3色のモザイク状の
石遣いが素晴らしい。
柱頭も、復元されている。
ケンタウロスの柱頭。
女ケンタウロスと男ケンタウロスが、
火を持っている。
ダブルピース? 鉄製の扉。
非常に繊細な模様を作り出している。
うちの鉄製品博物館に
ぜひ欲しいところだ。


回廊のフリース部分(屋根のすぐ下の部分)に、「バカ」の顔がたくさんあって
それが、素晴らしいバカ顔の連続だった。



屋根のすぐ下に、「フリース」という細い帯状の彫刻がある。
バカ顔は、植物や、動物と交互に出てきていたりするのだけれど
モンスターのバカ顔だけ集めてみた。



中世のこういう遊び心が大好きさ。
教会見学は、とっても、楽しいのだ。



まだ、たっぷり1時間くらいあるなーと、思ったら
ちょうど、ガイドツアーが始まったので
ガイドさんの説明を聞く。
いろいろ詳しく教えてくれたので、楽しかった。
が、わしらは、途中で、帰らねばならなくなった。
ガイドさんに、「すみませんが、わしらは、時間がないので、これで、帰ります」といったら
「これから、巡礼に行くの?」と聞かれたので、笑ってしまった。
首からホタテガイも下げてたしね。



さて、ホテルで荷物をピックアップして
駅に行って、今度は、リヨンまで各駅停車で行く。
2時間半くらい。
そこで、時間をつぶして、飛行機で家に帰ってきた。
しかし、ノルマンディーは寒かった。
着いたとたん、歯の根が合わない・・・orz




ピュイで買ってきたお土産。
ガイドブックと、ホタテガイと、レンズ豆。

ピュイ・アン・ブレイの特産に、レース編みというのもある。
お土産屋さんにたくさん売っていた。
娘さん達が、店の前で、実際に編んでいる。
恥ずかしくて、写真に撮れなかった。
つい、欲しくなっちゃうけど、うちは、レース編み似合わないのでやめた。

本当は、もっと、巡礼グッズや、
ブラックフェイスの母子像のフィギュアが欲しかったんだけど
買い物してる時間がなかった。残念。

ピュイのレンズ豆は、AOCなので、フランスのどこのスーパーでも普通に売ってる。
ランティーユ・ベール(緑のレンズ豆)という、白いレンズ豆よりも、小ぶりのレンズ豆だ。
缶が可愛かったので、つい、お土産屋さんで買ってきてしまったけれど
500グラムあるので、意外と重い。

レンズ豆サラダのレシピは簡単。
レンズ豆を水から、20分くらいローリエ、タイム、塩でゆでる。
ゆで時間は、レンズ豆の箱に書いてある時間でいい。
二人分なら、150グラムをゆでれば、ちょっとした夕飯くらいのボリュームになる。
オニオンかエシャロットをちょっと刻んで、塩、コショウ、バルサミコ酢でドレッシングを作り
冷やしたレンズ豆に混ぜる。
これを、生ハムか、カリカリベーコンと一緒にするだけ。
緑色が欲しければ、少し、葉物を添える。
昨日、レストランで食べたレンズ豆サラダは、このレシピ。


とっても、とっても、楽しかった。
やっぱり、ロマネスク教会とか、癒される。
できるなら、巡礼にだって行きたいくらいだ!

       



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