2007年10月1日(日)〜10月11日(木)No.3



2007年10月5日(金)      5日目・パリ観光


昨日、午後はほとんど何もしなかったので、わしは、元気を取り戻した。
ゆったり観光といっても、日程はそれほどないから
今日あたり、買い物をやっておいたほうがいいだろう。

ということで、まず、ノートルダムに歩いていく。
そんで、教祖うんちくコーナー。

教祖が教会を見ると、もれなく、蘊蓄が、ついてきて、われながら、うざい。

ま、父ちゃんは、喜んでいた。(ということにする)

それから、サントシャペルへ。

シテ島が、すぐで嬉しい ノートルダム教会の前で これは、サント・シャペルのバラ窓


わし、サントシャペル好きなんで、

ここまでくると、どうしても、サントシャペルに連れ込みます。
サントシャペル、何度行っても好きなんだよね〜

ま、父ちゃんは、喜んでいた。(ということにする)

さて、観光コーナーも、めでたくすんだので(ぇ
一路、ギャラリーラファイエットへ。
のりやんと、頼まれた物などを買いに行く。
おやじ様は、紳士ものコーナーにてヌテキな帽子を一人で買ってきた。
いやあ、ダンディー!



それから、一番上の階の、セルフサービスのところで、みんなでご飯を食べる。
いろいろ選べるから、けっこう、楽しい。

午後は、のりやんと、わしは、買い物することにして
パパリンは、一人で、オランジェリー美術館に行ってくるという。
ずっと、しまってたからね、モネの睡蓮を見てくるという。

午後も、デパートで、のりやんと買い物して
デタックスして
のりのりで、ホテルに帰ってきて
ひと眠りしても、親父が帰ってこないので、ちょっと、心配した。
もしかして、セーヌ川に浮いてるとか・・・
と、不安になったころに、おやじ様登場。
ゆったりと美術鑑賞をしてきただけらしい。
腐乱死体になってなくて良かった。

もう、食べ疲れたので、近くのおいしいベトナムに行って
フォーだけ食べる。

食べ疲れたって今、言ったばかりなのに
のりやんが
「もう一度、ハーゲンダッツに行くことがあったら、
今度は、バニラアイスにするわー」
(昨日は、マンゴーシャーベットにした)
とか呟いたので
また、わしとのりやんは、ハーゲンダッツに行くことにした(笑)

わしは、結局、前の日とほとんど同じ。
だって、美味かったんだもーん。
のりやんは、バニラとイチゴにしたら
「すいません、バニラがきれちゃってないんです」

げーーー、バニラを食べに来たのに〜!
結局、クルミ入りバニラにしていたけど。

ハーゲンダッツは、昨日は、時間が遅かったせいか
空いていたんだが
今日は、ほとんど満席で驚いた。
チョコレート・フォンデュにもあこがれたけど
あれは、夕飯を食べないで、食べるんだろうなあ。
(二人前で25ユーロで、アイスと、フルーツを、とろけるチョコに浸して食べる)

パパリンは、すっかり、寝ていた。



2007年10月6日(土)      6日目・パリ観光


もう、土産の買い物も終わっちゃったので、心穏やか。

今日は、土曜日なので、ハゲのクロネコ部長が合流。
ユーロちゃんがいるから、1泊しか、無人で放置できないからね。

そんで、どこに行こうかとか、前の日に相談していたんだけれど
もう、パパリンは、美術館も、それほど行きたくないし、
パリのモニュメントも、ほとんど見たことがあるから、特に、行きたいところはないと。
のりやんは、毎年来てるし、あんまり、観光したいところはない。

というわけで
ロンシャン競馬場に行くことにした。

凱旋門賞は、明日の日曜日なんだけれど
今日も、競馬はやっている、
と、のりやんが日本で調べていてくれたのだ。
のりやんGJ
むしろ、凱旋門賞じゃない日のほうが、われわれには、まったりしていて、都合が良かった。
とにかく、素晴らしいお天気!
競馬場は、気持ちいいのだ!


競馬は、午後かららしいので
午前中は、ソルボンヌ大学あたりを散策して
リュクサンブール公園を散歩する。
大学都市に行ったことがないと言うので
シテにも、行ってみた。
ハゲのクロネコ部長は、昔、シテに住んでいたから、案内してもらう。

お昼は、カフェ飯。

ここは、とっても、おいしかった!
オニオンスープも、おいしくて、ご機嫌。

それで、競馬場に向かう。

わしと、ハゲのクロネコ部長は、昔、ロンシャンの近くに住んでいたので
よく、近くを散歩したことがあるけれど、競馬には、ほとんど行ったことがなくて
初体験に等しい。
パパリンは、競馬好きなので、パリに住んでいた頃には
けっこう、ロンシャンにも遊びに来ていたらしい。


まず、競馬新聞をゲット。

パパリンの目が生き生きして、勝負師の顔になっていた!
わしらは、競馬の賭け方も知らないので
父ちゃんが、いろいろ説明してくれる。
忘れてるとか言ってたけど、一番詳しかった。

オートゥユから、シャトルバスでロンシャンへ。
勝負師みたいな人もいたけれど
スーツ姿で、ハイソな人々もたくさんいる。
お土産コーナーがあって、シャンパンコーナーがあったり
楽しい。
わしらは、一番下の、無料で入れるスペースで馬券を買ったりする。
(無料といっても、入場料を4ユーロ払ってここにいるんだが、上の席は、予約席で、高そうだ)
有料の席のほうには、背広を着た、ハイソな人々。
わしらのいるところは、ビールを片手に、競馬新聞を読んでいる、庶民派がいるってわけ。
オッズを見ている、おっさんたちは、かなり競馬狂という感じ。
赤鉛筆を耳に挟んでいる、日本の競馬ファンと大差ない。

全部で8レースあるらしい。
行った時は、3レース目くらいだった。
新聞の予想をもとに、適当に、馬券を購入してくる。
わしらが買ったのは、1頭の馬を選んで、3着までに入ればいいという
「カンテ・プリュス」というやつ(らしい)。2ユーロから賭けられる。
結局、新聞の1番人気が、1番だったんだけど、
そういうのは、配当が少ないんだよね。

メトロの駅に貼ってあった
凱旋門賞の広告
下の階は、カジュアルな雰囲気 真剣にチェック中
パドックに行って馬ちゃんも見る おおお、来た来た〜〜 セレブの階段にいた案内のお兄さんと


日本人も、ちらほらいた。
最近では、凱旋門賞ツアーとかもあるらしい。
一人で来ているらしい男の人に、「写真撮ってください」と、頼まれた。
「ここに来るのが夢だったんです」と、嬉しそうだった。
「当たりましたか?」と聞いたら、まだ、馬券はこれから買うと言っていた。


パドックに行って、馬を見て、
馬券買って、すぐに出走して
とか、うろうろ楽しんでるうちに
あっというまに、3時間くらいすぎていた。

結局、20ユーロくらい馬券を買って
儲けも、20ユーロくらいだった。

6レース目に、父ちゃんが買った馬が1位に来て
なかなかの配当だったのだ。
いや、たいしたことないけどさ。
騎手が有名な人でよく日本にも来るから買ったと言っていた。
さすが〜。

払い戻しの場所で
パパの前に並んでいた人は
100ユーロ札みたいなのをバンバン貰っていたらしい。
す、すごい・・・
たくさん賭けたのかな?

とっても、とっても、楽しかった。
パパリンも、楽しそうだったし
思い出に残る旅行になったならいいなあ。


夜は、中華がいいと言うので、ミラマに行くことに。
混んでいるから、予約しておいた。
やはり、列が出来ていて
わしらが、並ばないで入ろうとしたら、ズルと思われたらしく
「ノンノン!」と、ブーイングされたが
「予約済みだから〜」と、ごぼう抜きで、ちょっと気持ち良かった。

ラグビーは、予想に反して、イングランドが勝って
さらに、フランスまで勝っちゃった。
オールブラックスがいなくなると、つまんないなあ(非国民)

パリは、1年に一度の徹夜デーなので、夜も、美術館などが開いていて
アトラクションなんかをしているので
ちょっとだけ、教会なんかを見て帰った。
パリ満喫〜。

      




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